アップライトピアノの鍵盤下クロス類の交換|渡辺ピアノ調律事務所 [ピアノ調律]
ヤマハのアップライトのキー下クロス類を交換しました。


なおY社定番修理のバットフレンジコードも前々回の作業で交換済です。センターピンも併せて換えてあります。

このピアノは以前この blog でもご紹介したベーゼンドルファー Model 225 のお客様のアップライトです。この他にC7もあったりします...普段メインで使用されているのはベーゼンなので、ヤマハのアップライトを弾く時は問題になるほどではないにしろタッチに違和感もあるようで。今回は鍵盤下部のクロス類をヤマハのデフォルトクロスから全てドイツ製に交換してみました。
バックレールクロスを JHAN に。

バランスパンチングクロスを Renner に。

フロントパンチングクロスを JHAN に。

こんなクロスに違いなんてあるの?と思うかもしれませんが、手に持って摘んでみればどなたでもすぐに違いに気付く筈です。

YやK、その他アジア製ピアノのクロスの多くはどちらかというとふかふかしているのですが、ドイツ製のクロスは硬くしまっています。鍵盤は唯一ピアニストが直接触る事が出来る箇所ですので、その下のクロスがタッチ感に影響しない筈はありません。またタッチだけではなく音の鳴りにも若干影響してくるのがなかなか興味深いですね。
学校関係の調律で...|渡辺ピアノ調律事務所 [ピアノ調律]
いつでも、どんなピアノでも、真面目に調律に取り組んでいて良かった...という出来事がありました。

こちらの高校にはもう何年も定期的にピアノの調律にお伺いしていたのですが、昨年いきなり「相見積をとった結果、渡辺さんより安いところがあるので今回は...」と。学校関係や箱物施設では複数相見積をとって、とにかく安ければオッケー!といった感じでそこに発注するという方式がとられることは珍しいことではありませんので、ふーんそうなんだと、その時は特に何とも思わなかった訳です。で、今年になってその高校の方から連絡があり「すいません、やっぱりまた調律お願いしたいのですが...」と。どういう事か話を聞いてみると、昨年頼んだ安い調律は、仕上がりが今一で...音楽の先生も渡辺さんの仕事のほうが細やかで良かったと...」だそうです。仕事の違いに気付くいいきっかけになったのですから、一度安いところに発注したことも無駄ではなかったでしょう。モノ(例えばテレビでもパソコンでもなんでもいいですが)であれば、どこで幾らで仕入れようが手にするモノ自体はまったく同じものですから、少しでも安い方がいいのは言うまでもありません。が、ピアノの調律は人間が行う「技術」、「腕」ですので、作業する人間が変われば仕上がりもまったく違うんですよね。当たり前のことを忘れておられる方が意外と多いです...気付いた人から幸せになれます。かくしてまた今年からこの高校のピアノの調律に伺う事になりました。費用のほうは、その安い調律業者の値段ではなく、私がもともと承っていたときのプライスでいいそうです。
こつこつと正直な仕事をしていれば、見てくれている人は必ずいるという事です。

moving in the right direction.
Steinway Metronome [ピアノ調律]
年末年始のお休みのお知らせ [ピアノ調律]

キンボール(kimball)ピアノの調律・修理 [ピアノ調律]





















































ヤマハグランドピアノG2Dの調律 [ピアノ調律]

事務所でのアクションの修理作業も一段落したら風邪をひいてしまったようです。ひきこもって作業していると、外での調律は息抜きにもなって良いです。ヤマハのグランドピアノ(G2D 製番70万台 2本ペダル)の調律に伺いました。昭和43年納品のピアノですが、最低一ヶ月に1回は調律している為(一般家庭ではないので調律の頻度が高い)、状態は安定していて、狂いは多くてもせいぜい+-4cent以内の事が多いです。ピッチがきわめて安定している時は、整調、整音等に多く時間を割く事が出来ます。外装も時間のあるときにこつこつ磨いているので写真のようにピカピカです。調律を含むメンテナンスを欠かさないことが、ピアノにとって大切です。手を入れた分だけピアノは答えてくれます。
窓からは都会の真ん中とは思えない景色が。

グランドピアノの屋根に紅葉が映り込んで奇麗です。
ヤマハグランドピアノG2Dの調律@東京都港区












